先日、加茂町物見(ものみ)にある古民家宿「むかしのいえ」にお邪魔してきました。オーナーの高橋さんに色々説明してもらったのですが書ききれないので、まずは第1弾として、「場所と建物」について概要をお届けしますね。
場所は美作加茂駅(みまさかかも)のある加茂町インフォメーションセンターからは、車で15分くらいです。
黒木キャンプ場へのアクセスと同じくらいの距離感ですね。
因美線の橋梁や線路を横切りながら
風光明媚な山間を抜けると
「むかしのいえ」のある集落につきます。
・交通アクセス(車)
中国自動車道津山ICから約35分
・JR因美線・美作河井駅から
車で約5分(送迎応相談)
古民家に関する書物にも掲載されている由緒ある建物です。
建物は築260年以上の庄屋だった古民家、とのこと。庄屋って、米問屋か何か?って思ってました((*ノωノ)。
恥じたので早速しらべました。
西日本では庄屋、東日本では名主の呼称が多く、いわゆる村の役所(村役人)のようなもので、軽い犯罪などの仲裁権を持っていたようですね。地域の有力者、上級農家のお宅なんですね。
侍さん来訪に対応できるように式台付き玄関や床の間のある座敷もあり、村内の農民たちの出入口は区別されていたようです(士農工商)。
入口門の横の漆喰壁には、かわいらしい小窓。これは虫籠窓(むしこまど:通風や明かり取りの為の窓)か、長屋門にあるいわく窓なんでしょうか。
いずれにしても、ハート型(猪目模様)、擬宝珠型(きぼし)、扇型がお洒落ですね。
広間、敷居の高さの違いも偉いお侍さん対応なのでしょう。約20畳の大と囲炉裏の広間が宿泊スペースとなります。
お庭には上流より小川が流れ、
塀にせり出した松の木や、
200年くらいの樹齢の大きなヒノキが佇んでいます。
次回投稿は、食事や宿での過ごし方、オーナーのお米作りの拘りと自然の暮らし、音楽活動やヨガについてもお届けできればと思います。
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